ロゴ塗装の仕方　バイクシート編　- コンクリートインダストリー

ロゴ塗装の仕方　-バイクシート編-How to logo paint

ロゴやエンブレムをバイクシートに塗装する方法を徹底解説！

自分のシートにロゴは入ってますか？

ロゴが入っていないシートは意外と多いです。
このページではスプレーガンやコンプレッサーを使わずにＤＩＹでロゴを入れる方法を多くの写真で説明していきます。
今回は「カワサキ」「ヤマハ」「スズキ」「ホンダ」の４大国産メーカーと「ハーレー」をピックアップします。

特別に難しくはないですが、それなりの技術も必要です。勉強してレッツチャレンジ！

ここでは見本を用意します。

今回は見本品として、純正のバイクシートにも使われる黒の合皮レザーをコンパネに貼りつけました。

染めＱスプレーを用意します。

ウレタン塗料など特別なものは使いません。

今回使うのはあの「染めＱ」です。
ホームセンターなどでいろんな種類が売っています。

写真左からシートの汚れを落とすクリーナー、
色付きの悪いものを塗る前に塗装するベースコート、
文字の色である、ホワイトを用意しました。

シートの洗浄をします。

染めＱクリーナーときれいな布を二枚用意します。
こぼれないように吸い込ませんます。

素早く汚れをふき取ります。

染み込ませた布でまんべんなく素早く拭いて、乾かないうちにすぐに乾いている布でキレイにふき取ります。

この合皮レザーは新品ですが、写真右のように表面には汚れが付いてます。
※この作業をしないとはがれなどの原因になります！

センターラインを決めマスキングシートを張っていきます。

傾きがないように丁寧に貼っていきます。ずれたら見栄えが悪くなるので慎重に！

※シートの上下のマスキングは間隔を取るためですので、ロゴを一つ入れる場合は必要ありません

張り終えたらこんな感じです。

左右対称に等間隔はは神経を使いますね。空気が入らないようにします。

しっかりと密着させます。

爪などを使いシートに密着させます。

転写シートをはがします。

転写シートに貼り残しがないように丁寧にはがします。
写真右、はがし終わったらこんな感じです。これだけでも画になります。

マスキングをします。

隙間がないようにキレイにマスキングをしましょう。

※安物のマスキングテープはレザーに載りが残ってなかなか取れません。
しっかりしたメーカー物を使いましょう。

ここから塗装の本番です！

まずはベースコートから塗装します。
厚塗りはせず、薄く塗装します。２回～３回程度

ベースコートの役目ですが、
黒い被塗装物(塗られるもの)に色の薄い「白」「金」は何度も塗り重ねないとしっかりと色が付きません。
ベースコートを塗らずに色がつくまで、白などを塗装すると、色はしっかり付きますが、塗膜が厚くなり、マスキングがうまくはがれず、シートごとロゴの部分の塗装がはがれたりします。
そこで黒などの濃い色を少ない塗装回数で隠ぺいするのがこのベースコートです。

大体は肌色のような色です。

薄く色がつくまで塗り重ねます。

これはあくまで下塗りですので、厚塗りはしないように！

本塗りをします。

白色も薄く２回～５回ほど塗り重ねて色を付けます。

一回塗ったら、少し時間をおいて塗装します。

乾燥させます。

乾燥は自然乾燥でＯＫです。染めＱはかなりの速乾性ですが、一時間ほど置きます。

マスキングをはがします。

まずは周りをはがします。
写真中央、右のように一気にはがすのではなく、デザインナイフで切り分けながらパートごとにはがしていくのがコツです。

なるべく塗装物に対して直角にしてはがします。引っ張るような感じではがすと文字の部分も一緒にはがれてしまうので、注意しましょう。
※目立たないことろから慎重に！！

バリ取りをします。

マスキングをはがしたら、おしまいではありません。

台所用洗剤などでやさしくエッジ部分のバリを取ります。

※強くやりすぎるとはがれたりする可能性もあります。
そっと優しく！！

完成です！！

こんなことが自分だけで出来るととても楽しいと思います。

うまくできるようになるととてもＤＩＹには見えません。純正以上の価値を与えてくれます。
キレイに塗装するには多少の技術がいりますが、やってみる価値は十分あります。

エッジもきれいです。	ＳＲ等にオススメ！	サイズ変更もＯＫ！
ＨＯＮＤＡも決まってます！	オリジナルフォントでカッコよく	看板に使えるほどの完成度