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キャンディーペイントの基礎 How to candy paint

キャンディー塗装の仕組み〜色の出し方まで徹底解説! 基本的な手順


キャンディーペイントってなに?

名前は聞いたことあるけど、イマイチなんなのかわからない方は意外に多いのがキャンディ塗装。
このページではキャンディ塗装の仕組み〜色の出し方、さらには光の当たり具合でどのように見えるかを動画や多くの写真で説明していきます。

今回は「Cレッド」「Cオレンジ(ブラウン)」「Cイエロー」「Cグリーン」
「Cブルー」「Cパープル」を塗装します。
※CはCandyのCです。


キャンディー色の色見本のための鉄板や治具を用意します。

写真左は下地の色の濃さを調整するための特注の道具です
右は仕切り板です。


下地の黒を塗ります。

キャンディは下地の黒、キャンディークリアの鮮やかさを決めるシルバーを使います。
まずは一番下になるブラックを角を取り脱脂した鉄板に塗装します。
※今回は色見本ですので、プラサフは使いません。

ここからがキャンディー塗装において一番重要!!


黒の上からシルバーを振りかけます。

治具に見本用の鉄板を固定しガンを50センチから1メートルほど離してシルバーを塗装するのではなく振りかけます。

実際にシルバーを振りかける手さばきは下記動画【2分30秒〜】からご覧ください。

仕切り板を使って徐々にシルバーを濃くしていきます。

写真のように仕切り板をセットし、シルバーを上から振りかけます。
写真右のように境目の左右で濃さが違います。

だんだんとシルバーが目立ってきます。

上の作業の繰り返しでシルバーを濃くします。

黒とシルバーを組み合わせた下地はこの作業で終わりです。

シルバーを塗り重ねることによって下地の黒がだんだん目立たなくなります。

次はシルバーを塗装します。

今まではシルバーを振りかけてきましたが、一番最後は下地に関係なくシルバーを垂れない程度にしっかり塗り込みます。
これでキャンディークリアを塗装する塗り板が完成しました。

わかりやすく数字を振り説明します。

@・・・【スーパーダーク】
ほとんどシルバーがのってない状態ブラックメタリックのような感じです。

ABC・・・【ダーク】
一般的に言われる【ダークキャンディー〜】というカラーの下塗りはABC程度のシルバーです。

D・・・【ブライト bright】
明るいキャンディー塗装をしたい場合は黒の下塗り不要で下地はシルバーのみでOK!

マスキングをして、キャンディークリアを塗装すれば、完成!!

ムラなくキャンディーを好みの色になるまで3回〜5回ほど塗れば完成!!

下地のシルバーの濃さで色が変わっているのがよくわかります


キャンディーレッド キャンディーオレンジ キャンディーイエロー
キャンディーグリーン キャンディーブルー キャンディーパープル

クリアーでコーティングして耐候性を高めます。

写真では見え方が実際のものとは若干異なりますが、キャンディーならではの透明感、奥行き感のある色が完成です。

実物のCグリーン、Cブルー、Cパープルはもっと色がハッキリしています。

実際のキャンディーカラーの見え方を確認!



右からCレッド、Cオレンジ、Cイエロー、Cグリーン、Cブルー、Cパープルです。
※CはCandy(キャンディーカラー)のCです。
グリーンと、ブルーは薄く見えますが、実物はもっと濃いです。
パープルは青っぽく見えますが、実物ははっきりとした紫です。


※下に行くにつれて、ダークキャンディーの度合いが強くなります。

↓キャンディーカラーセットの詳細は下の画像をクリック♪

2コートキャンディーカラー塗料セット


下地のシルバーからキャンディーカラーはもちろん
上塗りのトップクリアーまでセットに含んでいます

初心者の方でも安心です。
¥8,748円〜

実際のタンク、外装に塗装する手順はこちらをご覧ください。