タンク内の「錆取り」「コーティング」始めました。
塗装依頼のついでにタンク内の錆取りを依頼されることが多く、錆取りのみの依頼も多くあったため、上記サービスを始めました。
工賃のクレジットカード払いもOK!
タンクの「大きさ」「錆の程度」にもよりますが、¥7,500円〜(税別)です。
詳しくはお問い合わせください。
長年放置されることで、タンク内が錆つきエッジ付近に穴があいてしまうことはよくあることです。
漏れを防ぎたくてもどうすればいいのか,,,
FRP、ハンダ付け、耐ガソリン性接着剤、ろう付け、溶接
どれがよいのか?その修復方法とは?
このページで詳しく解説します。
耐ガソリン性接着剤最強のGM8300の補修手順はこちら
1 数ある補修方法からベストな選択肢を選ぼう!
現在のバイクのガソリンタンクはほとんどが鉄です。
結論から言うと鉄は鉄で補修します。つまり溶接です。
カスタムタンクなどではアルミ製やFRP製もあります。
上記のタンクもアルミはアルミ、FRPはFRPで補修!
同質素材で補修!これが鉄則です。
ここではほぼすべてのタンクの素材である、鉄タンクの補修方法を紹介していきます。
では半田付けや接着剤はどうなの?と思われる方もいると思います。
正直言いますと、その場しのぎにすぎません。
場所にもよりますが、半田付けは振動で取れます。
普通の接着剤は徐々にはがれます。
ろう付けは特に問題ないですが、溶接に越したことはありません。
タンクに穴が空いてるのか見極めましょう。
今回のドナーは塗装依頼で入ってきたこちらのゼファー750タンクです。
外見はそれほど悪くありませんが、タンク内は錆が発生しています。
錆の進行具合は給油口から見るだけではわかりません。
燃料計が入るところから見てみたり、指を入れてエッジ付近を触って赤さびが付いていたらエッジ付近までさびてしまっています。
タンクを振ると砂を入れたみたいにサラサラ音がします。これは要注意!
エッジ付近をよーく見て妙な塗装の浮きやはがれを見つけます。
写真左、早速怪しい部分を見つけました。
はがしてみるとやっぱり穴が空いてます。
穴かどうかわからない場合はつまようじや針で突っついてみましょう。
穴の周辺の塗装を広めにはがします。
溶接の熱で塗装が燃えますので、余裕を持ってはがします。全剥離でもOK!
写真右は薄板、アルミ、ステンレス対応の溶接機です。
※溶接の際は火気厳禁ですので、しっかり中身を乾燥させましょう!
丁寧に溶接していきます。
穴は小さいですが、周りから少々厚めに盛りながら溶接します。
そのあとベルトサンダ―等で表面を平らにします。
漏れがないか最終チェックをします。
コックの穴などをふさぎ、中に水を入れて漏れがないかチェックします。
びっくりするかもしれませんが、水です。ガソリンではありません。
その理由はこの後にはさび取り剤で中のサビを取るのがセットだからです。
その工程でタンク内のゴミを水道水で洗い流すので、穴あき確認で水を入れても問題ありません。
ガソリンタンクの穴あき補修についての裏話
以上でタンクのサビ穴補修は終了ですが、そもそも溶接機がなくてはできませんよね。
タンクに穴が開いてるということは少なくとも穴付近の鉄板は穴あき寸前のボロボロの状態です。
いくら穴をふさいで中のサビを取ったところで耐久性はありませんし、さび取り中にまた新しいサビ穴が露見することもよくあります。
それでまた穴をふさぐ、、、この工程を繰り返していけばきりがありません。
相当レアなタンクや愛着のあるタンクでない限り中古を買ったほうが安いです。
今回紹介した手順はどうしてもの場合の方法です。
このゼファーのタンクも持ち主にサビ穴の件を話し中古を買うということになったので、このタンクは使わないことになりました。
わからないことがありましたら、問い合わせよりお問い合わせください。
耐ガソリン性接着剤「GM8300」での補修方法はこちら
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