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タンクのへこみ修正

ここではタンクのへこみ修正をDIY向けに多くの写真で解説していきます。
へこみ修正と聞くと敷居の高い感じもしますが、へこみを引き出さないでパテのみで治す方法も紹介しています。



タンクの錆取り作業から始めます。

前ページの続きで今回もゼファー、ZRXの丸タンク、角タンクの同時進行で錆取り、パテ取りから始めます。




サンドペーパー、ブラシなどで錆を取りましょう。

写真3枚目、タンクの台を作業台に固定することによって作業効率がとてもアップします。




エッジ付近キャップ付近も念入りに!

塗膜で一番はがれやすいのはエッジです。手間を惜しまず!
パテ補修痕はそのまま上から再度パテ盛りする方法もありますが、今回はすべてはがします




ZRXは左側に大きいパテ跡が

塗装をはがすとこのくらい大きいものはよく出てきます。
はがしてしまいましょう。



タンクのへこみ引き出しの道具を用意します。

今回はDIYということでそこらへんにある、端材で簡単な引き出し工具を作りました



ワッシャを溶接して引き出し機をセットします。

ワッシャのメッキはサンドペーパーで取っておきましょう

引き出し機とタンクの接地面はゴム版等をひきます。
※引き出すときに敷き板をしないと木の部分に力が集中しその部分がへこんでしまいます。



まずは粗く出します。

写真左のようにくるくる回すとボルトが上に行きワッシャの部分が引き出されるという原始的な仕組みです。



今度は全体的に均一になるように出します。

均一にと言っても完ぺきにキレイには出ません。(そのためにパテがあるのです)
一つ上の写真と同じようにへこみを出したら、ワッシャをねじって取ってベルトサンダ―などで表面をならします。



凹んだ部分をハンマーでならしていきます。

「大きくへこんだ=周りの部分は出っ張った」というのが基本です。
凹んだ周りの部分は外側に出てるので、その辺をコンコン慎重に叩いていきます。



ZRXも同じようにへこみを出します。

かなり奥深くまで凹んでいるので難しいですがあきらめずに!



反対側も同じように引き出します。

反対はすでに少し引き出してあったので、整えるくらいの気持ちで出します。

以上でへこみの引き出し作業は終了です。次は出来栄えに決定的な差を与えるパテ付けです。

下記リンクも合わせてご覧ください。